タナゴの産卵
産卵が近づくとオスが貝を選び他のタナゴたちに所有権を主張し、他のオスを近づけないように
追い払いします。そしてメスに合図を送りペアを組みます。メスは貝に卵を産みつける管(くだ)
「産卵管」が出てきます。はじめは短かっかたものがだんだん長くなります。そして貝の入水管に
近づけ、水が入る勢いを利用して入水管に産卵管を入れ瞬間的に排卵します。そしてオスが同じ
ように放精します。
 他のオスを追い払う
オスのタイリクバラタナゴ。

 産卵が近いメス。
尻ビレの前から出てる産卵管が
長くなっている。
沼貝の様子をうかがっている。
タナゴは貝の にある
水や餌を吸ったりする入水管と
水などを吐き出す出水管の
呼吸や匂いを嗅いで
卵が産めるかどうかを調べる。
この入水管にメスが産卵管を
入れ卵を産みつけオスが
放精する。
入水管より産みつけられたタナゴの卵は、貝の中の出水管との間にあるエラにひっかかり、新鮮な水を
もらい外敵から身を守ってもらういます。稚魚になってからも、外敵から身を守ってもらい、餌になる
プランクトンも吸ってもらえるのである程度の期間を貝の中で暮らします。まれに6ヶ月間も貝の中に
いた稚魚もいるそうです。
またタナゴの産卵により沼貝が死んでしまう場合もありますが、タナゴの稚魚は生き続けたりします。
産卵した場合は、例え沼貝が死んでもしばらくは様子を見ましょう。

タナゴの仲間は、淡水に住むに二枚貝に卵を産みつけます。タナゴの仲間には、二枚貝は無くてはなら
ない存在です。それら二枚貝の幼生(まだ貝の形に成っていない子供)は、ヨシノボリの仲間に寄生しま
す。二枚貝にはヨシノボリの仲間が無くてはならない存在です。
ヨシノボリの仲間の多くは回遊魚で、
卵から還ると川を下り海や湖まで流れていきます。しばらく海ですごした稚魚は河口付近の汽水域です
ごし、やがて川をのぼり産まれた所までいき、そして産卵をします。
ですからタナゴの仲間,二枚貝,
ヨシノボリの仲間は、1つの種類が欠けても生態を維持出来ない関係にあるので絶対に必要不可欠な
関係にあります。
タナゴの仲間,二枚貝,ヨシノボリの仲間だけでなく、他の色々な魚たちが生きていく為にも、
川全体,海や湖はもちろん、魚たちが住める環境を守らなくてはいけません。



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