まつぼっくりの不思議
まつぼっくりは不思議な習性があります。
その不思議を知ると、大きなまつぼっくりも
ビンの中に閉じ込めたりする事が出来ます♪

まつぼっくりは4月頃に受粉し、次の年の12月頃
まつぼっくりが開きます。
およそ1年半かけて出来きます。
まつぼっくりはウロコの様なところに
1つ1つ種が入っています。
種には1枚の薄い羽根が付いていて
こんな形をしています!

※これは見やすくするため大王松の種を撮影して
拡大してあります。

この大王松の種と羽根の合せた長さは3cmです。
大王松の種としては小さい方だと思います。
一般的なクロマツやアカマツの種は
羽根を合わせて1.5cm〜2cm程度の大きさです。

種は風に乗って、まるでヘリコプターのように
種を中心にくるくる回りながら飛んでいきます。
種は、出来るだけ遠くへ飛んでいこうとします。
ただ、
雨の日や霧が濃い日など湿気が多い日は羽根が湿って遠くへ飛べません。
そのため、まつぼっくりは
晴れた日に種が飛べるように開き
雨の日や霧が濃い日には種を守るため飛ばないよう閉じてしまいます。
そしてまた晴れた日に、種がとべるように開きます。


どうなってるの? まつぼっくり
1)湿らせてる
2)そのまま放置
3)ビンに入れる
4)しばらく乾かす
5)開いたら出来上がり
サッと濡らすだけでOKです。20〜30分程で閉じます。開くまでは1時間〜3日間と大きく差があります。
新しいまつぼっくりは反応が速く、古いまつぼっくりは時間が掛かる時があります。
ねっ♪簡単に出来るでしょ♪
※お子様たちと一緒に考えて頂きたい点
・なぜ、閉じたり開いたりするのか?
・なにが影響して、閉じたり開いたりするのか?
・なぜ、風が必要なのか?
他の植物の種の出来方、増え方も考えてみましょう♪


また、まつぼっくりでクリスマスツリーも出来ます♪
左メニューから
ぱせりのまつぼっくりのツリー をご覧ください。
まつぼっくりのツリーの作り方のコーナーやまつぼっくりのツリー材料図鑑もあります♪



たんぽぽの知恵
1)花が咲きます。

※ 普通たんぽぽは春に咲きますが、
八ヶ岳山麓では9月下旬に満開だったり、
長野県北部(標高650m)で11月初旬に
咲いていた事があります。
2)花が終わりました。

※ まだ茎が短いままです。
3)茎が倒れながら長くなって行きます。
 綿毛(種はまだ青い)になる準備に入ります。

※ 倒れているのは踏まれた訳ではありません。
たんぽぽ自身が、後から咲いた花への
日差しを遮らなかったり、先に綿毛になって
飛ぼうとしている種の邪魔にならないように
しているのかも知れませんね。
4)額の中の種はまだ青く、
 茎はどんどん長くなって行きます!
 その間、種の熟成を待っています。

※ 茎の長さは、咲いていた頃の
およそ2倍の長さになります。
後から咲いた花よりも高くなって、
綿毛になってからより風を受け
種を遠くへと飛ばそうとするのではないでしょうか?
5)種の熟成が終わると(茶色になります)、
 首を上げ直立しようとします。

※ この状態からまっすぐに直立しますが、
午後に直立しても開く事はほとんどありません。
6)まっすぐ立つと晴れた日の午前中から
 昼頃にかけて綿毛を広げ、風を待ちます。
 風を受けると、種が付いた綿毛は
 まるでパラシュートのように風に乗って
 より遠くへ種が運ばれます。

※ 雨や雨が降りそうな時は開きません。
前日直立したものも、朝早く直立したものも、
晴れた日の午前中から昼頃にかけて
綿毛が開いて来ます♪
開き始めると完全に開くまでおよそ1時間ほどです。
開花してからここまで、およそ1ヶ月ほどです。
※お子様たちと一緒に考えて頂きたい点
・なぜ、茎が倒れるのか?
・なぜ、茎が長くなるのか
・なぜ、風が必要なのか?
他の植物の種の出来方、増え方も考えてみましょう♪

どうなってるの? たんぽぽ
さて、どうなっているのでしょう?
たんぽぽの知恵を知ったら、作ってみよう♪
■用意するもの
・口の細いビン:お酒のビンなど
・乾燥剤:ドライフラワーやお菓子用でも可
 (ビンに見合った量,台が隠れる程度)
・針金:たんぽぽの茎に入る太さ
・台になるもの:消しゴムや発泡スチロールなど
 (ビンの口から入る大きさにカットしておきます)
・木工用ボンド:白いもので乾くと透明になるタイプ
・長いピンセットか立てるための針金のような道具
たんぽぽの綿毛が閉じていて、長くまっすぐになっているものを選ぶ
午後に採取すると開くのが次の日になってしまう事が多く、
午前中に採取のものは、お昼頃までに開いてしまう事が多いので
午前中に取るのがベストで、午前中に製作を終了してください♪
1)たんぽぽの茎に針金を差し
 台に差します。
 台の裏に木工用ボンドを
 少しだけ付けます。
2)ピンセットや針金を使って
 ビンの底に立てます。
3)乾燥剤を入れます。
 この時、乾燥剤が綿毛に
 乗っても無視してください。
 開く時におおよそ落ちます。
4)額が割れて開いてきます。
5)完全に開くまで待ちます。
 完全に開くと、額が真下に向きます。
6)完全に開いたら
 フタを閉じてください。
 
ドライフラワーになってしまうので、長い間このままです♪
夢家族の作ったものは、3年以上このままで飾ってあります♪



種の運ばれ方の色々
種が遠くへ運ばれることを「種子散布」と言いますが 種たちは色々な方法で遠くへ行きます

・タンポポやススキなど 綿毛が付いているもの
・綿など
毛束を持っているもの
・マツやユリの仲間などの
種子に羽根状のもの(種翼)を持つもの
 片羽根(マツなど)と取巻き羽根(ユリなど)がある
・カエデやニレの仲間など
果皮,包などの一部が羽根状(または変化して)のもの
 片羽根(カエデなど)と取巻き羽根(ニレなど)がある

・ケヤキやシナノキなど
枝が付いたままで葉が風を受けるようになって 羽根の役目をするもの
・フウセンカズラなど
風船状のものが付いているもの
・ランの仲間など
種自体が軽くなって飛び安くなっているもの
 非常に小さいだけでなく 内部に空間が多い

動物 ・美味しい果実になって 動物(主に鳥が多い)に食べられ 糞と共に排出されるもの
・スミレやカタクリなど
種に餌になるものを付けてアリなどに運ばれるもの
・ドングリの仲間は リスやネズミに運ばれるもの
 
食される以上に種を作り 食べ残されるようにしている
 (かつては「転がって散布」と考えられていた事もあるが 最近ではこの説になっている)
・オナモミやセンダングサなど
トゲ状のものがあってくっ付くもの
・チヂミグサやノブキなど
粘着性があってくっ付くもの

・落花生の様に 空洞があって川に流されるもの
・ハマダイコンやヤシの様に
スポンジ状を持っていて川や海で流されるもの
・ネコメソウの様に カップ状の果実に
雨水が溜まると溢れて流れるしくみのもの

振動 ・ヒナゲシやリンドウなど 風や動物が当ったりして振動でばらまかれるもの
 種が入っている果実は縦長で直立 出口は狭く上向き 種が小さいなどの特徴がある

自動
・ホウセンカの様に 細胞の伸長や膨圧によりはじける
 果皮は緑色を保っていて枯れておらず 崩壊後は元に戻らない
・エンドウ豆の様に
乾燥による収縮率の違いによりはじける
 果皮が枯れ茶色になっていて乾燥し 崩壊しても湿気などで元に戻る事がある

その他

とら丸はこの程度しか知りません。
まだ色々な方法があるのかも知れません。また、分け方も間違っているかも知れません。
専門的な事は学者たちのご意見を取り入れてください。



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